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ご自身が、がんになったら

医師に聞けないことも、電話での無料相談ができます。心配ごとや不安を1人で抱えず、相談窓口をご利用ください

Q:

電話相談窓口や相談支援センターについて教えてください。

がんと向き合う生活では、疑問や不安が途切れることがありません。困ったり、不安になったときは、電話や対面で専門家に相談する方法もあります。相談窓口では、がんのこと、治療のこと、今後の療養生活など、がんにまつわる質問や相談にお応えするとともに、患者さんの心の中の不安や悲しみ、怒りなどの思いを受け止めて、いまどういう対応をすればよいのか、その解決策を一緒に探っていくお手伝いをします。

柳澤ハシエさん

答えてくださる方

柳澤 ハシエ さん
財団法人 日本対がん協会
相談支援室
看護師

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無料で受けられるがん相談

私たちは、看護師や社会福祉士が、がん患者さんや家族、友人の皆さんからの相談を無料で受ける「電話相談窓口:がんホットライン」を運営しています。2006年4月に、財団法人日本対がん協会のもとでスタートしたこの取り組みは、今年で4年目を迎えました。電話での相談受付は、これまで平日の午前10時から午後4時まででしたが、月曜日~土曜日に拡大するとともに、受付時間も午前10時からに午後6時までと延長して対応できるようにいたしました。

予約は特に不要です。回線に限りがあるため、すべての電話をお受けできるとは限りませんが、何か不安があれば、ぜひお電話いただきたいと思います。相談の際には、参考のためお住まいの都道府県と年齢は伺いますが、“匿名”でお受けしますし、また、相談内容の秘密は絶対に厳守します。

電話を受けるのは、私のような看護師や社会福祉士に加え、心理学や栄養学を学んできた人もいます。がん患者さんをサポートするための様々な知識を持ったスタッフがいることで、私たちもお互い学び合い、様々な問題を抱えた相談者にお応えができるようになっていると思います。

また、私たちが実施している「電話相談窓口:がんホットライン」以外にも、対面や電話で無料相談できる窓口が全国に拡がってきました。

「相談支援センター」は、全国すべてのがん診療連携拠点病院にあり、がんに関する情報を提供したり、相談に乗ってくれます。がん専門相談員としての研修を受けたスタッフが、がん患者さんやその家族が抱える1人1人の具体的な悩みの相談に乗り、信頼できる情報に基づき、がんの治療や療養生活全般の支援を行っています。

「相談支援センター」は、医療機関によって「医療相談室」「がん相談支援室」「よろず相談室」「地域医療連携室」など、様々な名称で呼ばれています。対応時間や担当者、予約必要の有無、連絡先などは下記のウェブサイトをご参照ください。相談は対面、電話、電子メールなどいくつかの方法によって受け付けています。

家族や友人、主治医に打ち明けられない悩みをお持ちの方は、「電話相談窓口」やお近くの「相談支援センター」にご相談ください。誰でも無料で利用できます。

【無料で受けられるがん相談窓口】

◆がんホットライン
URL:http://www.jcancer.jp/advisement/hotline/index.html

財団法人日本対がん協会主催の無料電話相談です。経験豊かな看護師や社会福祉士ががん患者さんや家族、友人の皆さんからの相談を“匿名”でお受けいたします。
※参考のためお住まいの都道府県、年齢をお聞きいたします
TEL 03-3562-7830
月曜日~土曜日(祝日を除く) 10:00~18:00

◆日本対がん協会の無料がん相談(3種)
URL:http://www.jcancer.jp/advisement/

財団法人日本対がん協会では、3種類の無料がん相談窓口を設けています。先述の無料電話相談「がんホットライン」の他、「医師による面接相談」「医師による電話相談」があります。「医師による面接相談」「医師による電話相談」の2つは事前の予約が必要です。
※相談者の氏名、相談内容は厳重に取り扱っており、 外部に漏らすことは一切ありません。

●「医師による面接相談」(予約制)

予約TEL 03-3562-8015
予約受付 月曜日~金曜日(祝日を除く) 10:00~17:00
原則として2週間前の同じ曜日から電話で予約受付
面接時間 一人30分

●「医師による電話相談」(予約制)

予約TEL 03-3562-8015
予約受付 月曜日~金曜日(祝日を除く) 10:00~17:00
1週間前の月曜日から予約受付
相談時間 一人20分

◆がん電話相談室
URL:http://www.jfcr.or.jp/hospital/conference/consultation/index.html

財団法人癌研究会癌研有明病院、アフラック、産経新聞社の三者共同で行う無料電話相談です。皆様のご相談を専任カウンセラーが無料でお受けします。 ※参考のため住所(市、町村まで)、氏名、電話番号、年齢をお聞きします。
TEL 03-5531-0110
月曜日~木曜日 11:00~15:00

◆相談支援センター一覧
URL:http://ganjoho.ncc.go.jp/pub/hosp_info/index_03.html

相談支援センターは、全国すべてのがん診療連携拠点病院に設置されています。患者さんやご家族からのがんに関するさまざまなご相談を、無料で、お受けしています。がん診療連携拠点病院で診療を受けていない方でもご利用いただけます

患者さん、家族と考え、判断の材料を提供します

私たちが「電話相談窓口:がんホットライン」で受ける相談は治療そのものに関すること、心の問題、医者や看護師との関係など、多岐にわたっています。相談される方の知識レベルも様々です。書籍を読んだり、インターネットで調べたりして、たくさん知識をお持ちの方もいらっしゃいますし、極めて初歩的な相談をされる方もおります。私たちは、がんについて悩まれているどんな方からの電話でもお受けして、お話を伺い、問題点はどこにあるのかを見つけ出し、解決のお手伝いをしています。

「どの治療方法がいいか」というような、医療行為にかかわる部分は、私たちではお答えすることができません。しかし、患者さんに判断をしていただくための材料は提供できます。がんの専門医に、電話または対面で相談できる機会も設けています(予約制)。まずは私たちと話をしていただき、不安が残るようであれば、専門医とお話ししただくことも可能です。ご自身の考えが深められることで、担当医とのお話もスムーズになるかもしれませんね。

心身の疲れにサポートは当たり前

心の問題に関しては、精神科医、心療内科医、あるいは精神腫瘍医といった専門医にかかることに抵抗をお持ちの方もいらっしゃいます。しかし、身体が弱っていれば、心が疲れるのは当たり前のことです。心のサポートが必要です。この点でも、私たちに電話をかけることで、少しでも希望や勇気、安心感を得ていただければ、私たちも少しはお役に立てるのかなと思います。

いずれにしても私たちの役割は、患者さんやその家族の皆さんに、一人で考え込まずに、行動をおこしていただけるように、お手伝いをすることです。米国と比べると、日本にはまだこういった電話相談窓口や大規模なコールセンター機関はほんの少ししかありませんが、今後は様々な患者団体や患者支援団体、NPO法人などが運営する支援組織が生まれてくると思います。もし必要が生じたら、どうぞ遠慮なく私たちに電話をしてください。

 
掲載されている情報・データはあくまで一般情報であり、個別の患者さんとその治療に関して特定の治療法などを推奨したりするものではありません。治療に関しての判断は、主治医などの医療者とご相談のうえご自分でなさってください。バイエル薬品株式会社は、当サイトを読んだことが引き起こすことに関して一切の責任を負いません。
 
Last Updated: 2018/8/03L.JP.OH.09.2014.0841